遅ればせながらCODE FESTIVAL 2014 参加録 #codefes


先日参加したCODE FESTIVAL 2014の参加録を書こう書こうと思いながら別件が立てこんでしまい、参加から2週間経ってしまってますが、モチベーションが戻ったので、一気に書いてしまいました。

概要

CODE FESTIVAL 2014 は株式会社リクルートさん主催のフェス型プロコンです。詳しいことは公式ページを参照してください。

当日の様子は、私が当日のTLをまとめたtogetterを見ると雰囲気はわかるかもしれません。また、この参加録では自分のコード等載せてないので、解法参照等は他の参加者の方の解説記事を参考にしてください。

予選A

「初心者でも気軽に…」みたいな話だったので、最初はたかをくくって軽い気持ちで参戦してました。最初にA,Bは普通に通して、その後Cでミスって部分点だったため、ちょっとstanding見たら、思ってたより予選通過のハードルは高そうだったので、慌ててDの部分点を取った後、Cの完全解法を考えていました。Cを通した後にDを実装してましたが、バグらせて死亡(後で解説みたら解法は合ってたっぽい)。最終的に330点止まりでしたが、順位は103位だったのでこの時点で予選通過は確定しました。(ただ、リクルートさんからの告知メールに通過案内が届いた翌日(?)までに返信とあったので、いつ来るかビクビクしてました)

予選B

結構忙しい時期だったことと、予選Aをすでに通ってたこともあり、ほぼ参加しただけ状態でした。Cの解法につまって数十分過ぎたらその時は諦めて別の作業の方を優先しました。
結果は200点で、347位。

前泊

関西で距離があったため、前泊を希望しました。
ただ、当日も夕方まで大学だったので、ホテルについたのは9時半頃でした。

その日は夜遅かったことと、だれがどこに止まってるかわからなかったので、ぼっち飯した後、適当に部屋で作業しただけでしただけでしたが、食べる店を探すために往復するだけで知り合いに会う程度には、すでに競プロクラスタが集まっていました。また、知らない人でも多分CODEFES参加者だろうと思える人も多かったです。

当日

会場入り

当日は開会式が11時半からだったので、ゆっくり目にホテルを出たのですが、すでに半数以上が会場入りしていました。実際の開始はもう少し後なので特に問題はなかったですが、配布のTシャツのLサイズがなくなっていて、1サイズ小さいサイズしかもらえなかったのはちょっと残念でした。

本戦

本戦は、12:00からの3時間10問セットでした。
コンテストそのものとは関係無いですが、最初に全員が集まった会場を見た時その光景に圧倒されました。100人以上の人間が集まるオンサイトは、ICPCぐらいしか知らず、さらに言えば個人戦でこれだけの人数は見たことがなかったため、これだけの競技プログラマーが1つの会場に集まっている光景に驚きました。

コンテスト自体は、個人的な目標として、CODEFESパーカーがもらえる6問を目標していたのですが、6問目で見事に詰まってしまい、5答で終わってしまいました(順位は143位)。
(会場が学校の体育館っぽい部屋だなと思っていたら、あとで公式ページを見たらもともと中学校だった建物を利用したアートセンターだったらしく、本当に体育館でした)

高橋直大氏トークライブテーマ

atcoder等でお馴染みのちょくだいさんの「アルゴリズムのイメージを擬人化する」トークライブ。他のコンテンツを見てから行ったので、途中からしか見れてなかったですが、ちょくだいさんが熱くそれぞれのアルゴリズム(擬人化)の特徴を語ってた印象が強くて他の記憶がぼやけてしまった。(感想録を2週間後に書くから)
また、この場だけの話ではないですが、そちらのほうが伝わるとはいえ、それなりにしっかりとした紹介がされている場で、「たかはしちょくだいさん」ってちょくだいさんが紹介されているのが個人的なツボに入ってしまっています。(と思ったけど、この参加録書いてる途中で公式のタイムテーブル見てたら人名が本名だったり、HMだったり両方だったり人によってバラバラだった)

パフォーマンス・生ニコ生放送テーマ

nico_shindanninさんとペアプログラミングをニコ生に流しつつのセッション。
実際に生でコーディングとトークを見れたのも良かったですが、お二人のやりとりそのものが面白かったです。目の前で開きつつ、ニコ生も見るっていう形をやってみたかったけど、回線的に無理そうだったので諦めました。

ライトニングトーク

肉ガチ勢と幾何ガチ勢のLT、以上。

エキシビション

本戦上位5位までの方のコンテスト参加中の画面や取り組みを実況付きで見れるエキシビションマッチ。強い人の実装中を見れる機会は今までほとんどなかったので非常に面白かったです。解き方もそうですが、思考中、コードを書いていない時のディスプレイの魅せ方もslだったり、音ゲーのAUTOデモだったり人によって違ったのも印象的でした。(tozangezanさんがエキシビションマッチ中に本戦の解説ブログを書き始めたのはかなり驚いた)

音ゲー

フェス中、会場にDDRと太鼓の達人が設置されていました。

DDRや太鼓の達人が設置してあるだけでも驚きですが、さらにそれぞれゲームのランカーの人を呼んで、プレイを見れたりとかのイベントがあり、このイベントって何のイベントだったかなと思ったり。

私も2日目の朝プロ前に早めに会場入りして参加してみましたが、スコアランキングの対象曲は、どちらも私には難しすぎて1回で挫折しました。

ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド

音ゲーよりは場に合ってると思った。
タイピング速度は遅くはないと思ってたので、2日目朝プロ前に挑戦してみましたが、途中の大文字指定があるところに気づかず死亡。2回目をやり直す時間はなかったので諦めました。

朝プロ

本戦の順位で参加できるDivisionが決まる形で、私はぎりぎりMidでした。

  • ~50位 hard
  • ~150位 mid
  • ~200位 easy

結果: https://twitter.com/ik11235/status/531257485235994624

あと、朝プロに遅刻しないように気をつけてたら、起きれはしたけどその後がかなり眠くなって集中できなくなるというひどい状況になってました。

秋葉拓哉氏トークライブ

蟻本著者・レッドコーダー・etc…の秋葉さんのトークライブ。
twitter・webから自由な質問投稿ができ、真面目な質問からプライベートなことまで色々質問されていました。私自身、他の人の質問を聞きながら、気になった点について質問させてもらったりしました。

チーム対抗早解きリレー

本戦の順位を元にチーム分けされた10人でのチーム対抗コンテストです。

10人のチーム戦というだけでも、私の知る限り他に無い規模の人数のチーム戦ですが、ルールも全員参加必須の形で実際にコードが書く際には問題ごとに1人担当を決め、その人が解けるまで問題チェンジもできない・紙等はチーム島にはあるがPC島にはもっていけないという仕様でした。

私自身はC問題を担当することになり、問題を見て解けると思いつつもチームメイトに確認してもらい、実際に打ち込みに行きました。ただ、そこでWAを出してしまいチームメイトに相談に戻りました。その後、チームメイトに修正案をもらいましたが自分が記憶間違いしてしまい、再修正が必要になるなど、どんどんドツボにはまってる感じがありました。最終的に、それで通せましたが本来の必要以上に時間を賭けてしまった感じがありました。今までに見ない形でのコンテスト・チーム戦だったので、翻弄される形ではありましたが、大人数で協力しながら、個人の力も必要な面白いコンテスト形式だったと思います。ただ、焦るとミスを増やす悪い癖直したい。

総括

今までに見ない形の競技プログラミングのイベントでしたが、非常にコンテストもその他コンテンツも充実していて、いい意味で暇の無い2日間を過ごす事が出来ました。
ただ、コンテンツが密集し過ぎでどれに参加するか決めづらかったり、時間的に参加できないコンテンツが合ったのが心残りでした。

また、思っていた以上に各コンテストの成績が悔しい感じで終わってしまったので、ちゃんと実力を上げていきたいところですが、もうICPCも今年で引退どころか学生生活も残り僅かなので、今後は社会人可のコンテストメインにしていこうかとも思いつつ、今後を考えています。

ただ、非常に面白いイベントだったのは間違いないので、来年以降も開催されれば、競プロ学生は是非参加して欲しいです。社会人も何らかの形で参加させて欲しい


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