GPi Caseの拡張キットGPiMateのざっくりレビュー


ゲームボーイ風Raspberry Pi Zeroケース「GPi Case」買った で書いていたGPi Case用の拡張キット「GPiMate」が届いたのでそのレビューです。

GPiMate とは

「GPiMate」はGPi Caseというゲームボーイ風Raspberry Pi Zeroケースで「Raspberry Pi Compute Module 3+」を使えるようにする拡張キットです。
もともと、GPi CaseはRaspberry Pi Zero用であるため、重いソフトを動かすにはスペックが不足気味です。
しかし、このキットを使えばよりスペックが豊富な「Raspberry Pi Compute Module 3+」をベースに扱うことができるようになります。

GPi Caseを使ってみたとき、スペック不足から解消する方法ないかなと調べたらこの拡張キットを見つけたので試してみようと購入しました。
(実は去年の10月ごろには届いていたのですが、レビューを書くタイミングを失ってこんなタイミングになってしまいました)

組み立て

GPiMateには、本体基盤とケースが付属しています。

まず、GPiMate基盤にRaspberry Pi Compute Module 3+を組込みます。
その後、GPi Case用のpatchを当てたRaspberry Pi OSをインストールしたMicroSDカードを入れれば動作します。

最終的に利用するときには、ねじ止め固定をすべきですが、組込み自体は上までの手順で終わりますので、動作確認をして問題なければねじ止めをしましょう。
私の手元にきたケースではねじ止め箇所は2箇所でしたが、他の方の紹介ブログを見るとねじ止め箇所がなかったというものもあったので、マイナーバージョンごとに違いがあるかも知れません。
また、2箇所のねじの長さが違っていたため気をつけてください。(画像上のネジが長く、画像下のネジが短い)

なお、Raspberry Pi Compute Module 3+には内蔵メモリのあるものと内蔵メモリのないLite版がありますが、Lite版でないと内蔵メモリのデータからブートしようとします。
そのため、内蔵メモリに書き込める環境がないと使用できませんので注意してください(1敗)

使用感

スペックは圧倒的な差があるので、GPi Caseデフォルト(Raspberry Pi Zero)ではもっさりしていたソフトもサクサク動きました。

また、GPi Caseでは無かったmicro USBポートが2つ付いており、市販のmicroUSBB to Aの変換アダプタを使えば、各種USB機器を使用できます。
これによって、一時的にキーボードが使いたいといった場合や、ボタンが豊富な別のゲームコントローラーをつなげるといったこともできます。

GPiMateは、Gpi Caseデフォルトのカセットよりもサイズが大きいため、次の画像のように本体からはみ出る形になります。
そこが多少気になりますが、操作には影響しない部分なので私としてはそれほど問題ではないかなと思いました。

こまった点

Wi-Fiなどが使えない

これはGPiMateの問題というより、Raspberry Pi Compute Module 3+を使用していることによる問題ですが、
無線LANやBluetoothモジュールがないため、単体では外部と通信ができません。

これは、もともとGPi Caseでデータ転送をscpを使っていっていた私としては、データをやりとりするのが非常に面倒になりました。

最初はUSBポートがあることを利用してUSB接続のWi-Fiドングルを使いデータ転送を試していたのですが、後述する不安定さから、それも面倒になっていきました。
最終的には、GPiCaseデフォルトのRaspberry Pi Zeroにmicro SDカードを差し直してデータ転送→GPiMateに差し直して使うという運用をしています。

USB接続を行うと不安定になる

前述のように、USB接続でWi-Fiドングル刺したりしていたのですが、その際、電池稼働で使用しているとどうにも挙動が不安定になりました。
GPi Caseに付属のUSB電源を繋いだ場合は、特にそういったことは起こらなかったのですが、電池稼働で使用した場合どうにも不安定になったりしていました。
そのため、おそらく電力不足あたりが問題だと思うのですが、詳しくは調べなかったため不明です。

USB電源を使っているときには特に問題なかったので、そちらを使えばよいのですが、私はケーブルなしで使いたかったため、USB接続をあまり使わないように運用することにしました。

GPiMate Plus

ここまでGPiMateのことを書いていましたが、執筆中に調べているとさらに新しいGPiMateが出ていました。
Raspberry Pi Compute Module 4対応の拡張ボードである「GPiMate Plus」です。

Raspberry Pi Compute Module 4はバリエーションが豊富で、Wi-Fiモジュールの有無・RAMの容量などが選べるので、前述のWi-Fiが使えない問題は解消できそうです。

2021/05/12 追記

知り合いから指摘を頂いたんですが、Raspberry Pi Compute Module 4はまだ技適通ってなかったので、日本だと現状Wi-Fi付きを使うことはできませんでした。
GPiMate Plusが届くまではまだ時間がかかるはずなので、それまでに技適が通ることを祈るばかりです…

こちらも注文したので、届いたらレビューしたいと思います。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください