台湾でプリペイドSIMカードを買った話


先日学会で台湾に行き、その際現地での通信用に現地キャリアのSIMカードを買って使ったので、そのあたりでやったことをまとめます。

SIMの購入

今回到着した空港が台湾桃園国際空港の第二ターミナル(日本からの場合、バニラ・エアかPeach以外はこちらのようです)でしたが、第二ターミナルの荷物受け取り場を出て左手に進んだ先に携帯電話関連のカウンターがありました。(レンタルwifi等のカウンターも並んでいたので、間違えないように)

今回、私は台灣大哥大(Taiwan Mobile)で契約しましたが、台湾の主要なキャリアのカウンターが並んでいるようで隣に別キャリアのカウンターもありました。 契約に必要なものは現金とパスポート(+SIMフリー端末)です。(他のブログで購入している記事等を見ると、パスポート+別の個人照明可能な書類が必要と書かれている記事もありましたが、私の場合は1つで購入出来ました。) 最初に滞在日時を聞かれるので、日時を答えると最適なプランを教えてもらえます。そこで通話料が多いか少ないか等の差異があるプランから自分の希望するプランを選び、SIMフリーの端末があるかを聞かれるので、持っている旨を伝えます。 さらにパスポートを渡すと控えを取られ、その後契約書類にサインして代金を渡すとSIMを発行してくれます。 また、端末を店員の方に渡しSIMの入れ替え、APNの設定等、即時利用できるところまでほぼ全てを行ってくれました。(ロック解除があるので、再起動だけはこちらに戻されましたが)

また、台湾に来るのは実は2回目で、前回も同キャリアでプリペイドSIMを契約しており、そちらのSIMはすでに期限切れのため失効しているはずでしたが、確認の手段がなかったのでそのままでいました。その関係で契約で手間取るかもと思っていたのですが、実際にはそういったことはなかったです。

実質5分〜10分程度で契約でき、そのまますぐに使えました。台北では手続きさえすればフリーで利用できるwifi(iTaiwan 等)も多く、ちょっとネットをするだけなら無理に携帯キャリアと契約する必要は無いかもしれません。ただ、移動中などにも利用でき、それほど時間もかからずかつ値段も日本キャリアの国際ローミングよりも安いため、台湾でもよくネットを利用したいという場合はいいと思います。

体感

基本的には、快適に利用できました。

最初に空港でテストとしてSpped testをした時は約2Mbps、その後別の場所で再テストした際には10Mbps強で通信することが出来ました。まれに若干繋がりにくいような場合もありましたが、基本的には問題なく使用できました。ただ、これは台灣大哥大だけなのか、台湾全般なのか分かりませんが、広告(と思われる)SNSがたまに届くのが若干面倒でした。

network-spped

台灣大哥大(Taiwan Mobile)でのユーザ登録

また、ユーザ登録を済ませておくと、ネットからクレジットカードでチャージ等もできるようです。6ヶ月以内にチャージをすればSIMの有効期限ものびるので、直近で再度台湾に行く可能性があり、かつ6ヶ月以降というばあいだったらチャージして期限を延ばしておくと、再度SIMを買い直す手間が省けるため良いと思います。 このユーザ登録には契約したSIMの番号のSNSでの通知を受け取る必要があるため、(なしでも出来る方法があるようなブログ記事も見ましたが未確認)台湾にいるうちに済ませておくとベターです。

台灣大哥大(Taiwan Mobile)でのユーザ登録には、まずはじめに台灣大哥大(Taiwan Mobile)の公式サイトに移動して、トップページの「登入」をクリックします。net01

ログイン&登録ページが表示されるので、そこから「手機用戶」(契約済み携帯を持っている)を選択します。
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次の画面で、契約したSIMの電話番号と、契約した際に提示したパスポートのパスポートを入力します。
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そうすると契約したSIMのSMSで承認用パスコードが送られてきます。
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ping-code

送られて来た番号を入力して、次の画面が出れば登録が完了です。

net06

リンクをクリックすると冒頭のログインページが表示されるので、電話番号と初期パスワードであるパスポート番号を入力するとログインすることが出来ます。

このままだと初期パスワードがパスポート番号のままなので、ログインして変更することをおすすめします。ログインして次の画面の「密碼變更」を選択します。mypage

するとパスワード変更画面が表示されるので、1行目に現在のパスワード、2,3行目に新しく変更したいパスワードを入力するとパスワードが変更されます。

passwd

この時に注意が必要なのが、注意書きでパスワードは6-12文字と書かれていますが、12文字以上のパスワードを入力しても特に警告無くパスワード変更が完了します。しかし、実際には先頭12文字のみがパスワードとして登録されているようで、入力したパスワード全てを入力してもログインできません。最初に注意書きを読まずに12文字以上入力してしまったこちらにも落ち度はありますが、エラー等表示して欲しいところです。また、パスワードが変更されると自分の携帯番号宛にSMSでその通知が送られてきます。
ping-code

これで、いつでもネットからリチャージおよび期間更新ができるようになったはずなので、次に台湾を訪れるときには、更新さえしておけば再度SIMを発行せずとも使えるはずです。


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